画像診断の意義

 とっても春らしい陽気になって何もやる気になりません。いやいや今やってもうまくいかないのである。先日行った往診で領収証持っていくのをを忘れたぐらいならまだしも、超音波装置を持っていくのを忘れ、取りに帰って1時間の遅刻なんてこともあった。この仕事を10年近くやっているけれども初めてである。
記憶している限りでは・・・
 そうそう、日本に帰ってきて10年以上になるけれども、未だにアメリカのような画像診断の考えは定着していないんだなと思う。私が思うに画像診断は独立して行うものであり内科や外科の一部ではないし、画像を読むことにトレーニングを受けた人に読んでもらうことで多くの場合より多くの情報が引き出せるのである。(関係ないけれども内視鏡は画像診断ではない!!) 困った症例だけを見てもらうというのは本来は違うと思う。重要なのは読影が正確かどうかと言うことは確かに重要であるがそれだけではなく画像から得られる情報は今ある症状だけに対して重要な意味があるわけではないと言うことである。だから、画像診断で得られた情報が現症状や状態と一致しなくても、重要な情報であるはずだと言うことである。結局、日本では画像診断という概念根付きにくいということなのかもしれない。特に、今の獣医学業界では専門性が高くなってきているけれどもそれが、どの程度意味があるかということを問い直して見る必要がある思う。中途半端な専門性はお互いに不利益を生み、飼い主を混乱させるしかないと言うことに気がつく必要があると思う。
でも言ったモンがちだもんね・・・orz
Sakura










お花見行けた\(^o^)/