最近では動物病院の診察室でも会計や電子カルテなどのためにiPad などを置いてあることも多くなってきています。ここで、飼い主への説明の時にiPad にKindleなど電子書籍を入れて使用して正常なX線像を示しながら行うとより理解してもらえるようになります。私も、このような方法で正常像などを提示しながら獣医師や飼い主に説明することあります。
画像診断は、正常像との比較してどこが異常なのかを示していくのが一番わかりやすい方法であると考えます。その時に病院毎に正常像を残しておくのはとても大変です。そんなとき以下の様な本をパッドなどにいておくとどのような場所でも比較的簡単に正常像を示していくことが可能となります。
今回紹介する本は英語です。画像がちゃんとしているので英語の説明を読まなくても使えます。画像が豊富です。また、時間があるときにじっくり読んでみると新たな発見があるかも知れません。
最低限これらの本は必要です。
X線検査であればこれ
いろいろなX線画像が多く見ているだけでも楽しい本です。X線画像がきれいでかなり細かいところまで見られるので本当に役に立ちます。
An Atlas of Interpretative Radiographic Anatomy of the Dog and Cat (English Edition) 2nd 版, Kindle版
超音波検査ならばこれ
正常な像から異常なものまでたくさんの画像が見られます。気になる画像のあるページをブックマークすることでいつでも探すことがでる様になります。
Atlas of Small Animal Ultrasonography (English Edition) 2nd 版, Kindle版